STEP7　残金決済と、購入に関する経費のお支払い

残金決済と、購入に関する経費のお支払い

買主様は残金を支払い、売主様は物件の引渡しと名義変更手続きをするのが残金決済です。通常、買主様がローンを組む場合、あるいは売主様が売却代金で抵当権を抹消する場合等は銀行で取り引きを行います。銀行が間に介入しない場合は不動産業者の事務所で行うのが一般的です。
代金決済は一般的には現金で行いますが、銀行発行の預金小切手（ヨテと呼びます）を利用することも可能です。ヨテは現金の代わりに金額の記載された紙切れを銀行で発行してもらいます。ヨテを受け取った人は自分の銀行口座へ入金すると4営業日後には使えるようになります。抵当権の抹消がある場合には全額現金での取り引きとさせていただきます。
名義変更手続きは司法書士にお願いします。売主様の権利証、印鑑証明、実印等、必要書類が全て揃っているか確認してもらい、問題がなければ、残金のお支払いを願います。買主様は住民票と認印があれば結構です。書類は司法書士が預かり法務局へ申請します。 登記が完了し新しい権利証が発行されます。
購入者の登記名義は一人単独の場合と何人かの共有の場合があります。固定資産税や管理費の清算をし、鍵を受け渡し、最後に仲介料を払って完了です。